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2021.11.08

東京薬科大学主催 TAMAサイエンスフェスティバル in TOYAKU  2021

「東京薬科大学主催 TAMAサイエンスフェスティバル in TOYAKU  2021」で発表しました。10月31日(日)オンライン開催されました東京薬科大学の研究発表会に本校化学部から 3件の研究発表を行いました。

研究ビギナーコース

「エタノールのヨードホルム反応における使用薬品の濃度による反応変化」

ヨードホルム反応は有機化合物の構造決定に利用される反応ですがエタノールのヨードホルム反応がうまく進行しません。そこで反応条件を検討し、ヨードホルムが生成しやすい試薬の濃度を決定しました。

スタンダードコース

「おからの発酵による旨味の増加と保存性の向上」

多くが廃棄されるおからを有効に利用するため保存性を向上させ、発酵によりグルタミン酸を増加させ旨味を増加できないか、発酵菌の種類・発酵の温度や時間を検討しました。発酵の種菌として納豆菌、麹カビが適していました。

「次亜塩素酸水の保存方法及び有機化合物による分解」

コロナ禍で消毒液としての次亜塩素酸水が再注目されました。強力な酸化作用を生かし、殺菌効果が上がるような利用法を検討しました。また、次亜塩素酸水は保存の仕方が悪いと殺菌効率が下がることを確かめました。

コロナ禍で化学部員が集合できないため、実験時間の確保に苦労してよく頑張ってまとめました。これからも応援よろしくお願いいたします。