2025.09.24
2年CST MUプログラムの様子(9月)
2年次からCSTコースに入った生徒たちは通常の授業のほかに、MU(Motivation UP)プログラムという本校独自の高大連携教育がスタートします。これは、高校でのカリキュラムを学びながら、実際に大学の講義や研究に触れることにより、大学という近未来の目的を見据え、理工学部の志望学科に進学していくモチベーションを高めるために設定されています。理工系の学科は専門によって細分化されており、学科名だけでは実際にどんな研究をしているかがわかりません。CSTコースの生徒たちは理工学部のすべての学科(14学科)や様々なサポート施設を訪問し、教授の話を聞き、実験施設や研究に触れ、自分に合った専門を選んでいくことができます。
今年度の2学年CSTコースの9月の活動をまとめました。
(電子工学科)
9月3日(水), 59期生2年CSTコースのMUプログラムが実施されました。電子工学科では、AI社会をIoTで支えるため、電子工学の基盤となる「電気電子回路/センサー」系、「新素材/応用物理」系、それにさらなる進化をもたらす「情報処理/計算科学」系、そしてその集大成の一つであり世界と連携を広げる「通信ネットワーク」系の4つの分野を支柱として、基礎から先端電子工学を支える学問・研究領域まで学びます。

(数学科)
9月10日(水),59期生2年CSTコースのMUプログラムが実施されました。数学科では、代数学、幾何学、解析学などの純粋数学とコンピューター科学などの情報数学の両方を同時に学べるカリキュラムを用意し、「純粋数学と情報数学のバイリンガル」にごく自然になれるように配慮されています。また、世界的にも貴重な書籍を多数所蔵する書庫、最新の機器を完備したコンピューターシステムなど、学ぶことそのものが貴重な財産となる伝統と施設が整っています。

(応用情報工学科)
9月17日(水),59期生2年CSTコースのMUプログラムが実施されました。応用情報工学科は、情報工学に特化した学科です。情報システムに必要なコンテンツを生み出す「情報処理」、マルチメディアをはじめとする情報を安全・確実に伝える「ネットワークシステム」、快適な生活を支える電化製品や各種デバイスを制御するソフトウエアを開発する「組込みシステム」の3つの分野の教育研究に取り組み、社会で活躍する技術者・研究者を育成しています。

(機械工学科)
9月24日(水),59期生2年CSTコースのMUプログラムが実施されました。機械工学はものづくりを通して、人間生活を豊かにするための総合的な学問です。その機械工学を構成している自然法則の基礎的な理論や概念に立脚し、高度情報化した社会のニーズに応えることのできる創造性豊かな技術者を養成します。

