6月10日、2学年を対象とした総合的な探究の時間において、SDGｓ講演会を実施いたしました。

日本大学理工学部交通システム工学科教授  伊東英幸先生より「地球温暖化と生物多様性の観点からのSDGｓ」という内容でご講演いただきました。

現在の地球の状況を様々な視点から客観的に把握し、世界が地球の生産量を超えて自然資源等を利用するオーバーシュート状態であることを理解することができました。また、私たちの暮らしが地球何個分にあたるのかを計算したり、暮らしを地球1個分に近づけるためにはどのような方法があるのかを考えたりして、地球規模の課題を身近な問題として捉える良い機会となりました。

講演の後半では、生物多様性保全の重要性をわかりやすく解説していただき、日本における道路・鉄道の整備による生態系への影響や、野生動物のロードキルを減らすための取り組みについて丁寧に教えていただきました。

豊かな生活の裏に、様々な課題が存在していることを改めて理解し、持続可能な発展を目指す重要性を考えることができました。

 

📸理工学部交通システム工学科  伊東英幸教授のご講演