2024.10.31
私学研修集会(保健体育科研修会)が開催されました。
10月30日、第35回私学研修集会・保健体育科研修会が本校で開催されました。
私学研修集会は千葉県私立中学高等学校の学習指導の強化・研究のため、毎年教科別に県内の私立学校で開催されている教員を対象とした研修会です。
午前中は公開研究授業と実技研修を行いました。公開研究授業では本校保健体育科の教員が体育館にて、2学年生徒を対象にした「アルティメット」の授業を行いました。「アルティメット」はフライングディスクをバスケットボールのようにパスしあい、アメリカン・フットボールのようにエンドゾーンにディスクを持ち込めば得点とし、その得点を競う団体競技です。身体能力の向上だけでなく、戦略性が重要となるため、チーム内での合意形成が大切なカギになります。その後の実技研修では千葉県フライングディスク協会の会長である山下弘毅氏を迎え、教員を対象とした「アルティメット」の実技研修を行っていただきました。
午後の研究討議では、日本大学本部学務部付属学校課の滝澤雅彦氏より講評をいただきました。また、県内各私学から参観された43名の保健体育の先生方よりさまざまなご意見・ご感想を頂きました。その後、日本大学文理学部教職センター指導員の伊藤治也氏より、「カリキュラムの作成と学習評価」という演題で講演会が実施され、保健体育教育の目的や価値を改めて問い直す貴重な機会となりました。