「平成26年10月25日に日本大学短期大学部生命・物質化学科 高田 昌子先生を講師にお迎えし,カラムクロマトグラフィーを用いた実験方法を教えていただきました。化学部は置換フェノールフタレインという有機化合物を合成し研究しているので,その精製方法として大変有効な方法です。今後の研究の進展が,期待できます。
11月22日には,理工学部物質応用化学科 遠山 岳史先生をお迎えし,「希土類元素で蛍光顔料を作る」をテーマに炭酸カルシウムにセリウムイオンやマンガンイオン,テルビウムイオンを添加し,ブラックライトで赤や緑に光る蛍光体を合成しました。真っ白であった化合物がブラックライトにあてると,激変し赤や緑になりました。
また,簡易分光器を作成し,蛍光灯の光や,自分たちが合成した蛍光物質を分光して吸収極大を観察しました。自分で作成することで,日ごろ使っている分光器の仕組みが理解できました。
色についての知識を深め,蛍光物質を理解できました。」