JAXA(宇宙航空研究開発機構)に引き渡されたれていた日本大学で3基目となる超小型人工衛星(SPROUT)が、5月24日12時05分14秒、鹿児島県種子島宇宙センターから打ち上げられました。(だいち2号に搭載)。
SPROUTは、ロケットが衛星から切り離され地球周回軌道にのった後、地上からの無線操作でチューブに窒素ガスを送り込み、小さく折りたたまれた衛星本体を展開させる仕組み。衛星を設計製作したのは理工学部航空宇宙工学科の宮崎康行研究室。このプロジェクトには、本校CSTコース卒業生で、日本大学大学院の三田恭平さん(24)も参加しました。打ち上げ後の記者会見でスプラウトを手がけた三田さんは、「衛星の電波を受信できて、ホッとしているが、メーンの実験はこれからです。どきどきしています」と心境を語りました。
打ち上げの様子は、理工学部14号館でもライブ中継され、多くの学生・教職員そして本校CSTコースの2年生もその様子を見守りました。
①衛星についての説明 ②打ち上げ前の様子 ③打ち上げ前のロケット
④ロケット点火 ⑤ロケット打ち上げ ⑥打ち上げ成功を喜ぶ本校CSTの生徒たち